b1169 信頼

父は小さな島で一生を終え、息子と一つ屋根の下で生活する事が、叶わなかったにも関わらず、幸せだったと思います。
きっと、ひかるがテレビを運んで来る、と信じ、自慢していた父。
親にとって、息子が信頼出来、自慢出来る事は、最高の幸せではないだろうか。
そして貧しいながらも、住み慣れた土地で、生涯が送れたのです。
家で映画が見られる、魔法の箱物語。父は最初から賛成していましたが、晩年の父の姿に、その訳が分かりました。
映画が好きで、特に洋画の世界は、我をも忘れる大好き人間。
過疎の村で、朝1番に、お茶ではなく、コーヒーを点てて飲み、洋画の世界に浸る父は、本格的なロマンチストだったのでしょう。
少年の夢、父の理解が大きな役目を果たし、5コマ漫画のロマンは、親子2代のロマンでした。

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