m1380 鼻の穴


民宿の庭で観光客と飲んでいると、二十歳前後の女の子がペアでいた。
島の方言で、親しい間柄、信頼している中、親友中の親友は、パナヌミ(鼻の穴)と表現する。
訳は、人間の体の中で、目や耳、乳、手や足など、対になっている部分があるが、
鼻の穴が一番近い。
奥では一つに連がっているので、極々親しい間柄の事を、パナヌミ、鼻の穴、鼻の仲と呼ぶ。
ちなみに、男女の場合でもこの言葉は使われる。
彼と彼女は、もう出来ている。という場合に、あの二人は、パナヌミだよという。
早い話が、信頼している、親しい関係は、ハナミの関係である。
女の子が、キャーキャーいいながら喜んだ。
おじさん、この言葉使っていい? 
大阪でハナ、ハナ、ハナミ、ブレイクさせるよ!
おじさんと私は、ハナミ、ハナミ!
ハナミの元祖は、南の島のおじちゃんだよと、両隣へ割り込んでくる。

m1379 ハエ叩き


二千キロ先の台風を予測できるのだから、地震は数十キロから数百キロ圏内、かなり精度の高い情報が得られるのではないだろうか。
ひかるは老後、ブログで遊ぼう、と
思ったが、もう一つアリの研究と言うテーマが加わった。
人生、楽させてもらえないようだ。
今日もハエ叩きで99%叩き落せるようになった。
アリ達の食料を確保、アリ達との会話を本気で考える。
ワシは宮本武蔵だ!
ちなみに、ナマズが地震を予測すると言われているが、事実であろう。
しかし、自然界で先祖代々生息している環境の中での事だ。
地震の前の微かな地響きか、水圧の変化で、棲家への影響を読むのだろう。
人間の作った環境や水槽での予測は絶対無理だ。
気象庁、国土交通省、本気でアリを研究しろ!

m1378 予知能力


昨年に続き、大型台風が10月6日に島を襲った。
4日前の10月3日、島は台風の予兆も無く晴れて雨も無い。
いつも通り庭でくつろいでいると、あれれ?いっぱいいるはずのアリ達が、完璧にいなくなり、巣に避難してしまっているのだ。
とんでもない予知能力だ。
確かに普通の雨と台風では量と時間が桁違いだ。
台風の雨が降り出すと庭が水びたしになり、引かない。早めに巣に戻らないと戻れなくなるのだ。
台風はまだフィリッピン沖にあり、何で島へ来る事、超大型である事を予知出来るのか?
これは、とんでもない大発見だ。
間違いなくアリは予知している。
気象庁、国土交通省はじめ、国挙げての研究が必要ではないか。
もしこのアリ達が、地震を予知出来たら?
これはとんでもない事だ。
国を挙げてP波警報体制が採られている。それに3日前に警報発令の予報が出来れば、被害は格段に軽減されるはずだ。

m1377 夜這い女ゲット!!


諦める訳にはいかない、お夜這いさんを待ち続けて、一ヶ月半。
待望の、本物のお夜這いさんが来たのだ!
来た・来た・来たぞー!
台風通過後、どんよりと曇った闇夜の三時、うす目で見ると、昼間すれ違い時、笑顔で話しかけて来た、歳は三十前後で二年前より島に住み着いている、艶やかな一人身の女である。
逃げられるとまずいので、いびきをかく。
部屋の隅で闇に目を慣らせた後、いよいよ動き出した。
夏掛けの裾から潜り込み、しなやかなる指先の動き、当然パンツいっちょうはなんなく剥ぎ取られ、息子は直立不動の万全なる体勢。
なま暖かい風は下半身から全身を覆う。
大波、小波、漕ぐ舟は極楽の境地、奥歯が小きざみに舞い上がる。
あまりの腰の激しい使いに、全身の筋肉が収縮し炸裂、思いっきり突き上げた。
夏掛けがポロリ、と落ちた瞬間。
ギャー 
ギ、ギャーーー
歯っ欠け婆バーだ!!!
閃光が全身を走り、生まれて初めて、夢で失神してしもーた。
南無・ 南無・・
南無・・・・