m1210 和解


勿論、ひかるも和解、何事も、ひかるを頼りにするようになったのである。
そして、都心の一等地の不動産をひかる夫婦に託し、亡くなったのである。
ひかるは、先見性では、ずば抜けた面をもっている。
建築法が緩和され、都心回帰、マンションのブームが来る、といち早く高層マンションをぶち立てたのである。
六本木ヒルズには届かなかったが、ひかるは最上階で、ベランダから東京の夜景を眺め、日々旨い酒を飲む。
また南の島には、父が残した、広々とした土地と、生まれ育った別荘がある。
暇な時は、ふらりと南の島へ飛ぶ。
JAL、ANAは、ワシの下駄だ・・と。
貧乏王国大統領閣下と呼ばれたが、気がついてみると、名実共に大富豪になっていた。
島のひかる邸の広い庭には、大きなヤラブの木が5,6本ある。

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